マルセイユ 登竜門の漫才賞「ヤングスネーク杯」優勝 接戦制した

[ 2016年12月11日 20:43 ]

耳で聞く賞レース「MBSラジオ 第5回ヤングスネーク杯」で優勝した「マルセイユ」の別府貴之(左)と津田康平
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 耳だけが頼り、ラジオで聞く漫才賞レース「MBSラジオ ラジオ演芸第5回ヤングスネーク杯」が11日、大阪市内の同局で行われ、2013年10月結成の「マルセイユ」が接戦を制し、優勝を果たした。

 同大会は、先日行われた「M―1グランプリ2016」の決勝にも進んだ「アキナ」が第1回(13年)優勝するなど、超若手の登竜門的賞レース。この日もオーディションやスペシャルイベントを勝ち抜いた10組の若手コンビが参加した。

 会場に詰めかけた一般リスナーの得点も加味した1回戦は、まさに激戦で「ネタ時間3分」をオーバーしてしまったコンビの減点により、決勝進出者が変わるなど大いに盛り上がった。

 優勝賞金はわずか5万円。それでも「目先のお金」が大事な若手には貴重な賞金で「マルセイユ」は「弟の結婚祝いに…」などと現実的な使い道を明かし、会場の笑いを誘った。ゲスト審査員の落語家・桂小枝(61)は「すごい僅差で、審査も難しかった。優勝を逃したこのメンバーからもきっとスターが生まれると思う」とコメント。レースの模様は18日、後8・00からMBSラジオで放送される。

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2016年12月11日のニュース