草なぎ剛「人生の節目」SMAP解散後初の主演ドラマ1月スタート

[ 2016年10月21日 05:30 ]

 12月31日に解散するSMAPの草なぎ剛(42)がソロ転向後、初主演する連続ドラマが決まった。来年1月にスタートするフジテレビ系「嘘の戦争」(火曜後9・00)で、天才詐欺師役を演じる。解散直後のタイミングとあって、大きな注目を集めるのは必至。草なぎはスポニチ本紙に寄せたコメントで「人生の節目」という言葉を使って思いを表現した。

 解散後、初となる主演作が放送されるのは「俳優・草なぎ剛」を育てたドラマ枠。関西テレビが制作し、今年10月に現時間帯に移動するまで、火曜夜10時のドラマ枠として親しまれていた。草なぎはこの枠で97年に放送された「いいひと。」で連続ドラマに初主演。その後も「僕の生きる道」(03年)、「僕と彼女と彼女の生きる道」(04年)などのヒット作で主演し、俳優としての幅を広げた。

 「(この枠で主演する時は)大げさなことを言うと、リスタートを切れたりという、僕の人生の節目といつもリンクしている。“初心忘れるべからず”ではないですけど、いつも何かに気付かせてくれたり、心を改めさせられたり、と自分ではそういう機会をつくってくださっているように感じて感謝の気持ちでいっぱいです」

 解散には直接触れなかったが、人生の新たな一歩を踏み出すタイミングで訪れた主演作に期するものをうかがわせた。

 ドラマは幼いころに家族を殺された主人公が天才詐欺師となって、犯人に復讐(ふくしゅう)を遂げようとする物語。草なぎは「見ている方にもストレス発散になるような、そしてエネルギーが湧いてくるようなドラマにしたい」と意気込んでいる。11月中旬に海外でクランクイン。撮影は来年3月まで続く。

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2016年10月21日のニュース