オダギリジョー リアル千鳥足体験語る「芝居の勉強になりました」

[ 2016年10月21日 19:21 ]

主演映画「オーバー・フェンス」のトークイベントを行ったオダギリジョー
Photo By スポニチ

 俳優のオダギリジョー(40)が21日、都内で主演映画「オーバー・フェンス」(監督山下敦弘)のトークイベントを行った。

 北海道函館市出身の作家・佐藤泰志氏の同名小説が原作。10年公開「海炭市叙景」(監督熊切和嘉)、14年公開「そこのみにて光輝く」(監督呉美保)に続く、同氏の小説を原作にした函館3部作の最終章。同氏にとって最後の芥川賞候補となった作品で、妻に見限られ、職業訓練校に通う白岩(オダギリ)と、ホステスの聡(蒼井優)の恋を描いた物語。

 新作撮影のためキューバに約2カ月間滞在していたオダギリは、小麦色に日焼けした印象。「シャワーを浴びるじゃないですか。茶色い水になるんですよ。たぶん薄皮がむけてるんですよ。だいぶ日焼けした」と話した。現地でも本作の客入りが上々だと聞いていたといい、「本当にありがたい」と笑顔を見せた。

 今作は第21回釜山国際映画祭に出品。オダギリは今月14日の上映に合わせ、別作品の撮影で滞在したキューバから現地へ直行。疲れた体で監督らと飲みに行って泥酔し、「漫画に描かれるような千鳥足で、監督たちに引きずられて帰ったらしい」と苦笑。「千鳥足って本当になるんですね。覚えてないですけど、芝居の勉強になりました」と前向きに話していた。

続きを表示

2016年10月21日のニュース