ピコ太郎動画 ユーチューブ週間再生回数日本人初の世界一に

[ 2016年10月13日 05:30 ]

「PPAP」がYouTubeで週間再生回数ランキング世界一になったピコ太郎
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 千葉県出身の53歳を自称する、お笑い芸人・古坂大魔王(43)とうり二つの謎のシンガー・ソングライター、ピコ太郎の動画「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が、12日発表のユーチューブの週間再生回数ランキングで日本人初となる世界一に輝いた。7日に開始した有料配信もこの日、レコチョクなど4社の週間チャートで首位を記録し、国内外で大ブームになっている。

 世界1位になったのは「ユーチューブ・ミュージックチャート」。関連動画の再生回数の上位100位を1週間ごとに発表しており、PPAPの再生回数は先月30日から今月6日までで1億3400万回だった。

 前週のチャート(先月23~29日集計)では5400万回で、米人気デュオ「ザ・チェインスモーカーズ」の最新曲「Closer」のミュージックビデオに続く2位だった。関係者は、再生回数が2・5倍増した要因について「日本国外に加え、今月に入って国内での動画再生と関連動画の投稿が急増したため」と説明している。

 PPAPの関連動画の累計再生回数は2億7700万回。公式動画の再生回数は12日、4000万回を突破した。

 同チャートの発表は今年3月から始まり、これまで人気歌姫のリアーナ(28)や、カナダの人気歌手ジャスティン・ビーバー(22)らが1位を獲得してきた。

 PPAPが世界的にヒットしたのは、このジャスティンが先月28日にツイッターで絶賛したことがきっかけだっただけに、恩人と肩を並べたピコ太郎は「なんですかこれ。とんでもないことです」と驚きを隠せない。大みそかのNHK紅白歌合戦に初出場することを目標にしており「もうちょっと頑張ってまだまだピコ太郎、張り切って歌って踊っていきます」と意気込んだ。

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2016年10月13日のニュース