「神の舌を持つ男」謎の芸者は広末涼子 主演・向井理の運命の女性

[ 2016年7月25日 05:55 ]

TBSドラマ「神の舌を持つ男」で初めて芸者役を演じる広末涼子

 放送中のTBSドラマ「神の舌を持つ男」(金曜後10・00)で、女優の広末涼子(36)が謎の芸者を演じていることが分かった。

 主演の向井理(34)演じる蘭丸が恋い焦がれる流しの温泉芸者・ミヤビ役。これまでの放送では着物を着た後ろ姿や、ショートボブの明るい茶色の髪の毛など一部は映っていたが、顔は一切見えず、エンドロールでもミヤビ役は「ヒ・ミ・ツ」とだけ記されていた。そのため、誰が演じているかが視聴者の間で注目されていた。

 全国の温泉地を旅する蘭丸が行く先々で巻き込まれる事件を解決していくコミカルなミステリー。蘭丸は舌に触れたものの成分が分かってしまう特殊能力を持つ。だが、祖父の通夜でキスをしたミヤビの唇には何の成分も頭に浮かばず、幸福だけが広がった。蘭丸はこれを愛だと思い、それを確かめるために捜し続けている。

 監督・脚本の堤幸彦監督が構想を約20年間温めた意欲作。それだけに設定が細かく、ミヤビについては「魔性の美貌で、行く先々でありとあらゆる男たちをその色香に惑わし、その実、聖女であるか、悪女であるか、まったく正体不明である温泉芸者であり、蘭丸の運命の女性」だ。制作サイドは「この設定に万人の納得感が得られる女性」として広末を抜てきした。

 広末は堤監督作品には何度も出演しているが、芸者役は初めてで、全て着物の衣装で臨んでいる。「堤ワールド全開な今作品にも、謎の女というネーミングの面白い役で出演させていただきとっても光栄です。ミステリアスで魅惑的なミヤビ役を楽しんで演じさせていただきました」と話した。

続きを表示

2016年7月25日のニュース