森昌子、20年ぶり復帰の背景　ワンオクTakaら息子たちの“企み”

歌手の森昌子

　歌手の森昌子（５７）が２日放送のＴＢＳ系「サワコの朝」（土曜前７・３０）に出演。２００６年、２０年ぶりに歌手として復帰したきっかけの一つに、ロックバンド「ＯＮＥ　ＯＫ　ＲＯＣＫ」のボーカル・Ｔａｋａ（２８）ら３人の息子たちの後押しがあったことを明かした。

　森は歌手として絶頂期の１９８６年、２７歳の時に歌手・森進一（６８）との結婚を機に芸能界引退。３人の子宝にも恵まれた。それでも０５年に離婚。「子供心に家庭の空気を察していたと思う。子供たちに心配させてしまったことを反省している」と当時を振り返り、神妙な表情を見せた。

　０６年に２０年ぶりに芸能界復帰を果たすが、そのきっかけは３人の息子たちの声。「ある日、子供たちが時間差で（森の）歌を聴いてみたいって」。長男のＴａｋａは朝に、次男は夕食時に、三男が寝る前に言ってきたという。子供たちが示し合わせて送ったメッセージが森の背中を押した。

　復帰直後は声が思うように出せず「周囲が “昔と違うね”って言っているように感じてしまって。意識が甘かった」と、ブランクを痛感。その後２年間、ボイストレーニングを積んだ。１日には４５周年記念ライブも行うなど現在は精力的に歌手活動を行っており「今歌いたいものを言えるようになった。毎日が楽しい」と充実感をのぞかせていた。