高知容疑者引退作の原作者 高島礼子会見に理解「痛いほど伝わった」

[ 2016年7月2日 18:10 ]

6月30日の会見で涙ながらに頭を下げる高島礼子

 「溝鼠」シリーズや映画化&舞台化された「忘れ雪」などで知られる作家の新堂冬樹氏が2日、自身のブログを更新。元俳優・高知東生容疑者(51)の覚醒剤事件を受けて6月30日に会見した妻で女優の高島礼子(51)についてつづった。

 高知容疑者は昨年6月、義父の介護などを理由に芸能界を引退。同年秋に公開された映画「忘れ雪」「W~二つの顔を持つ女たち~」が引退作になったが、2本とも原作は新堂氏だった。

 高島の会見を見た新堂氏は「誰かに言わされているのではなく、ご自分の言葉できちんとしゃべっているということだ。それと、寝耳に水の動揺ぶりも痛いほど伝わってきた」と感想。

 「心ないコメンテーターの中には、夫が薬物をやっていることを妻が知らない方がおかしい…とまで言う人間がいる。ほかの女性とラブホテルにいた『不倫』だけでもショックなはずなのに、覚醒剤の使用ときて、刑事役の連ドラが決まっている高島さんからすれば、事務所関係者、局関係者に対しても申し訳ない気持ちで一杯に違いない。高島さんの父の介護で引退するというのも、高島さんは事前に聞いたことがないという」とし「高知容疑者は上辺だけでなく、相当な決意を持って心から改心しなければ、また同じことを繰り返すということをしっかり胸に刻んだ方がいい」と訴えた。

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2016年7月2日のニュース