石坂浩二「惜別感は全くない」 「鑑定団」新番組を自虐PR

[ 2016年3月12日 17:48 ]

「開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン」の会見に出席した石坂浩二

 テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」(火曜後8・54)の司会を今月で降板する俳優石坂浩二(74)が12日、都内のスタジオで4月からMCを務めるBSジャパンの新番組「開運!なんでも鑑定団極上!お宝サロン」(4月7日スタート、木曜後9・00)の初回収録後に会見を行った。

 毎週さまざまなお宝コレクターが自慢のお宝を持ち寄り、魅力をじっくり語り合う内容で、石坂の博識ぶり、ウンチクがたっぷり聞ける大人の番組となる。石坂は「やってみたいなと思っていたものに近いものができた。コレクターっていうのは人に見せたいんです、私は徹底して褒めまくればいいと。どんどん普通の方にも来ていただけるような番組になっていければ。鑑定団を見ている方は、へそが曲がっている方が多いんです。そういう方に見て、徹底的に批判していただきたい」とPRした。

 初回の収録を終え、「それぞれが広げられるというか、少し長めになったかなと思ったけど、すごく楽しめた。その雰囲気が出たら。テレビって雰囲気が出るので、怖いなと思って。楽しくやりました」とニヤリ。

 22年間続けた「開運!なんでも鑑定団」からの“卒業”について「惜別というのは全くない」とキッパリ。「こういうものがあの番組から必然的に生まれてくるべきだった。もっと早く生まれるべきだったんですけど、ああいう形でごちょごちょっして、ご迷惑をおかけしたというか、僕がかけられたんですけどね。鑑定団の兄貴分的なものになりたい。惜別感はありません」と自虐トークで笑わせた。

 会見には番組コンシェルジュのテレビ東京の松丸友紀アナウンサー(34)も出席した。石坂は長寿番組「開運!なんでも鑑定団」の22年間の司会を務めてきたが、約2年間、番組内での発言が編集でカットされていることをスポニチ本紙が1月28日に報道。その後、番組プロデュサーとの確執など、降板騒動が表面化した。同30日に4月のリニューアルを機に番組“卒業”が正式に発表され、「―お宝サロン」がスタートすることが明らかになった。

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2016年3月12日のニュース