“ビタミンボイス”三山ひろし 待望の新曲で故郷・四国を歌う

[ 2016年2月10日 05:30 ]

三山ひろしの新曲「四万十川・春盤」

 ~「四万十川」好評発売中~

 演歌歌手・三山ひろし(35)の新曲「四万十川」が日本クラウンから好評発売中。カップリング曲とジャケットデザインが異なる「春盤」「冬盤」があり、定価はともに税込み1300円。

 新曲は言わずと知れた三山の故郷、四国を代表する大河「四万十川」がテーマ。昨年の紅白歌合戦でも披露した、人に安心感と活力を与える「ビタミンボイス」は健在で、今月3日の発売とともにヒットしている。

 カップリング曲は「北国の酒」をモチーフとしており「春盤」の「春恋のれん」は春編であり「冬盤」の「波止場という名の酒場」は冬編となる。

 高知出身、母子家庭で育った三山。昼夜問わず働く母を少しでも助けたいと、中1で新聞配達を始めた。高校卒業後はガソリンスタンドへ就職して家計を支えた。だが、幼少期から持っていた歌手の夢を諦めきれず、25歳で「東京で歌手を目指す」と言った。心優しき息子の大きな決断に、母は背中を押した。

 その期待に応えるように07年に「日本クラウン創立45周年新人オーディション決勝大会」で準グランプリを受賞。10年にはデビュー曲「人恋酒場」が10万枚を突破し、勢いに乗った。得意の「けん玉」でも検定で3段取得。昨年には「お岩木山」がロングヒットを記録しており、今回の「四万十川」はまさに待望の新曲となった。

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