元ribbon松野有里巳 不育症を涙の告白 永作博美の出産には…

[ 2016年1月14日 10:25 ]

「ribbon」の元メンバー・松野有里巳

 1990年代前半に活躍した3人組アイドルグループ「ribbon」の元メンバー・松野有里巳(42)が14日放送のフジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)に出演。3度の流産を涙ながらに初告白した。

 アイドル時代から主婦としての“普通の生活”にあこがれていたという松野。95年に芸能界引退。98年に作曲家たかはしごう氏(45)と結婚した。

 その後、結婚3年目の28歳、30歳の時に妊娠したが、ともに流産。「みんな慰めてくれるけど、慰めの言葉が自分の心に届かないというか…」。家に閉じこもりがちになったが、33歳の時に3度目の妊娠。しかし「喜べなかった自分もいたので。喜びたけど、喜んじゃいけないような気がして」と不安のあまり、母親にも報告できなかったという。

 そして、三度、流産。「なぜ私だけ」――。習慣流産とも呼ばれる「不育症」と診断された。妊娠はするが、赤ちゃんが子宮の中で育たなかったり、何らかの原因で亡くなってしまうことを何度も繰り返す状態を指す。

 「ribbon」の元同僚の女優・永作博美(45)は2010年、39歳の時に第1子男児を出産。松野は「すごい。私もまだまだイケるんだね」と思い、体外受精を試みたが、妊娠には至らず。

 現在は妊活から卒業。「あきらめたというよりは、今の生活を大切にしたい。主人と2人で好きなところに行ったり、晩酌をしていろいろな話をしたり、いつも笑顔でいられるので」と心境を明かし「同じ境遇の方が今の私を見てくれて、少しでも元気になってもらえたら、うれしいです」と公表の理由を語った。

 現在はスポーツインストラクターとして活動している。

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2016年1月14日のニュース