「７人での復活」演出、ＹＯＳＨＩＫＩ「できる限り、過激に」

＜紅白歌合戦リハーサル２日目＞笑顔でＸポーズを決めるＸ　ＪＡＰＡＮ（左から）ＨＥＡＴＨ、ＰＡＴＡ、ＹＯＳＨＩＫＩ、ＴｏｓｈＩ、ＳＵＧＩＺＯ

第６６回ＮＨＫ紅白歌合戦リハーサル

（12月30日 東京・渋谷　ＮＨＫホール）
　１８年ぶりに出場する「Ｘ　ＪＡＰＡＮ」は名曲「ＦｏｒｅｖｅｒＬｏｖｅ」など２曲のパフォーマンス。ＹＯＳＨＩＫＩ（年齢非公表）は繊細なピアノと１８年ぶりとなる紅白に「ただいまって感じ。タイムマシーンに乗ってきた感じってで、やっと日本に帰ってきたって感じがしますね。（出演は）とても光栄です」としみじみ。

　元メンバーのＨＩＤＥさん（享年３３）、ＴＡＩＪＩさん（享年４５）とともに７人での復活という意味で、２人のギターを飾り、映像も流れる演出になっている。「前回の時はＨＩＤＥもいたので、ジーンと来てしまった」と話したＹＯＳＨＩＫＩ。「７人というか、ＨＩＤＥもＴＡＩＪＩも復活しようという思い。未来に向かっていこうという演出になっていると思う」と元メンバーへの思いを語った。

　ド派手演出となる小林幸子（６２）の直後という出番には「インパクトがあるので負けないように」。やはりドラムを破壊するなど、過激なパフォーマンスで知られるＹＯＳＨＩＫＩだけに、さらなる過激パフォーマンスに期待が高まるが、「出入り禁止にならない程度にね。せっかく復活できたので、最後にならないように限度のある過激なパフォーマンスをしたい」とニヤリ。「今回は特効も凄い」といい、「できる限り、過激にいこうと思う」とパフォーマンスへの自信をのぞかせた。全体顔合わせでは他の出演者とも会話を交わしていたが、「森進一さんとも話しました。息子さんのこととか。和気あいあいとしゃべってました」と久々の出演にもリラックスムードだった。