劇団ひとり自虐「ダサいおじさん」 セレブの流行に乗っかるも…

[ 2015年12月23日 14:07 ]

「映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」初日舞台あいさつで、ちびっ子サンタと写真に収まる(左から)パパイヤ鈴木、ローラ、中川大志、劇団ひとり、渡辺直美

 アニメ映画「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」が23日、全国235スクリーンで封切られ、ゲスト声優を務めた中川大志(17)、劇団ひとり(38)、パパイヤ鈴木(49)、渡辺直美(28)、ローラ(25)が初日舞台あいさつを東京・台場のシネマメディアージュで行った。

 テレビアニメ放送25周年を記念した23年ぶりの映画化で、5人は思い思いのクリスマスをイメージした衣装で登場。中でも、渡辺はクリスマスツリーになりきったこの日のための特注品で、会場からも「かわいい」の声がかかり満面の笑みで応えた。

 ひとりのサンタ風のセーターには笑いがもれたが、「ハリウッドのセレブの間では、ダサいセーターを着るのがはやっているんだよ」と強弁。だが、「ボクはセレブでも何でもないから、ただのダサいおじさんだけれどね」と自虐的に話し、笑わせた。

 渡辺が「皆で歌うシーンが感動した」と振り返ると、ひとりが音頭をとって劇中歌「ずっとともだち」を全員で合唱。アフレコでは1人ずつ収録したため、そろっての生歌は初披露で、ひとりは「言い出していてなんですけれど、すげえ恥ずかしかった」と照れまくっていた。

 まる子(声・TARAKO)もサンタの衣装で、「お母さんにつくってもらったんだよ。たくさん来てくれてうれしいねえ」と大喜び。だが、クリスマスの話題になると「ウチにサンタさんなんか来やしないよ。さくら家は貧乏だからサンタさんも見限っているんだよ」としょげ返り、ゲストから慰められていた。

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