安田成美、14年ぶりアニメ声優で恐竜の母 自身と同じ2男1女

[ 2015年11月12日 11:30 ]

ディズニー/ピクサーの新作「アーロと少年」でママ恐竜の声を担当する安田成美

 女優の安田成美(48)が、アニメ映画「アーロと少年」(来年3月12日公開)の日本語吹き替え版で主人公の恐竜のママの声を担当する。アニメの声優を務めるのは02年公開の「ピーター・パン2 ネバーランドの秘密」以来、14年ぶり。

 「アーロと少年」は「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」など世界的大ヒット作を製作してきたディズニー/ピクサーの最新作。夫の木梨憲武(53)も「ファインディング・ニモ」で声優を務めており、夫婦そろって“ピクサー声優”となる。

 恐竜が絶滅せずに進化を続けて言葉を持つようになった地球が舞台。嵐で家族と離れ離れになったアパトサウルスのアーロが、怖いもの知らずの人間の子供スポットと出会い、家族の元に戻るため冒険するファンタジーアドベンチャー。

 安田が声を担当するママは、3人きょうだいの末っ子で臆病なアーロを優しく見守るキャラクター。私生活と同じ2男1女の母親役だ。近くアフレコ収録を行う予定で、「実生活とつながるところがあり、子供を持つ母親ならではの目線で演じられればと思っています」と意気込み。家族愛や友情、大自然の驚異がフルCGで描かれ「大きなスクリーンで見るのが楽しみです」と心待ちにしている。

 アーロが冒険中に出合うこわもてのTレックス一家の父親ブッチを松重豊(52)、息子のナッシュを八嶋智人(45)、その姉ラムジーを片桐はいり(52)が担当。ブッチはアーロに恐怖との向き合い方を教える重要な役どころで、松重は「声に優しさと説得力を込めて演じたい」と話している。

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