フジ社長「27時間テレビ」見直しに言及「検証のいい機会に」

[ 2015年10月23日 16:00 ]

フジテレビ

 フジテレビの亀山千広社長(59)が23日、東京・台場の同局で定例会見を行い、一部で来年の放送が危ぶまれていると報じられた「27時間テレビ」について言及。「もう一度しっかり考える時が来ているかなという気はします。検証し直すいい機会になっている」と語った。

 亀山社長は「まだ何も決まっていないと思いますけれども」した上で「そもそも27時間テレビが始まったのは、笑いで24時間をやろうという80年代のフジテレビのある路線の賜物から出来上がってきて、当時に比べると(フジの)それぞれの番組の1つの集大成みたいな作りになっている。そういうことも全部、検証し直すいい機会になっていると編成の皆さんはみんな思っていると思います」とした。

 「ただ、やめるという決断は非常に勇気がいることだと思います。じゃあ、そこに変わって何なんだ、と。営業的にも季節ネタとしてスポンサーにもなじまれている。今、一番の検証に入っているんじゃないかと思います」と語った。

 今年はナインティナインが4年ぶり3回目の総合司会を務め、平均視聴率は10・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。「女子力」をテーマにした13年が9・8%。SMAPが総合司会を務めた14年が13・1%だった。

 ダウンタウンの松本人志(51)は8月、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)で「毎年やらないといけないのかな。休んでみてもいいのかな」と問題提起した。
 

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