高畑充希 主演に「ジワジワ実感が」テーマ曲歌唱は「恥ずかしい」

[ 2015年8月31日 16:27 ]

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」ヒロイン発表会見に出席した高畑充希
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 来年4月スタートのNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜、前8・00)のヒロインに女優高畑充希(23)が決まり31日、同局から発表された。

 ヒロイン決定の報は「先週マネジャーさんから聞いた」という高畑。「この感じだったから、反応は薄かったかも。ジワジワ実感がきている感じ。もうちょっと時間がたったら思うところも出てくると思う」と徐々に感じている様子だった。

 「ごちそうさん」に続いての朝ドラ出演だが、朝ドラのイメージについて「おじいちゃん、おばあちゃん孝行ですかね」と笑顔。「どのドラマも同じエネルギーでやっているつもりだけど、前回ごちそうさんに出て思ったのは、おじいちゃん、おばあちゃんがちゃんと自慢できる仕事をできたなと思った」とその真意を明かした。

 歌手、ミュージカル女優としても活躍する高畑は「ごちそうさん」では劇中歌を歌った。テーマ曲を担当する気持ちがあるかという問いには「テーマ曲はステキな方に歌ってほしい。恥ずかしい。そんな大それたことはできないです。常子さんを必死に集中してやります」と演技に集中する意向を示した。

 最後に高畑は「見てくれれば何でもいいです。家族内で話題になるぐらい楽しくしたい。なんかちょっとウキウキするようなドラマにしたい」と抱負を披露した。制作統括の落合将チーフ・プロデューサーは「“輝きのある方”で堂々としていてオヤジっぽい部分もあるみたいなので、生命力のあるヒロインを演じていただきたい」と高畑にエールを送った。

 「とと姉ちゃん」は静岡・遠州、東京・深川を舞台に、12歳で父親を亡くしたヒロインが母親と妹2人を「父(とと)」代わりになって養っていく物語。“昭和のオヤジヒロイン”小橋常子(こはしつねこ)が、女ばかりの4人家族の中で、昭和を生き抜く姿を描く朝ドラ第94作。時代は終戦直後から高度経済成長期にかけてで、一世を風靡(ふうび)した生活総合誌「暮しの手帖」の創業者たちの軌跡がモチーフ。

 ◆高畑 充希(たかはた・みつき)1991年(平3)12月14日、大阪府生まれ。中学2年生だった05年、ホリプロが45周年を記念し主催した「山口百恵トリビュート・ミュージカル」主演に、9621人の中から選ばれ女優デビュー。歌手としても活躍。代表作はミュージカル「ピーターパン」、舞台「奇跡の人」「美男ですね」、ドラマ「ごちそうさん」「軍師官兵衛」「問題のあるレストラン」、映画「女子ーズ」「アオハライド」「バンクーバーの朝日」など多数出演。

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