大島優子 共演の大先輩・大倉孝二に対し「すぐ舵が取れました」

[ 2015年8月13日 19:47 ]

映画「ロマンス」ジャパンプレミアに出席した大島優子

 女優の大島優子(26)が13日、都内で行われた映画「ロマンス」のジャパンプレミアに、共演者の大倉孝二(41)、メガホンを取ったタナダユキ監督(40)とともに出席した。

 第18回上海国際映画祭パノラマ部門、第9回JAPANCUTSと続けて海外の映画祭に正式出品され、この日、日本で初お披露目となった同作について大島は「タナダさんから海外の反応を聞くたびに、皆さんにお届けするのが楽しみでしょうがなくて、この日を迎えるのがとても楽しみでした」と思いを語り、「初めての主演なんですけど、気負うことなく、思い出アルバムを見せるかのような思いで、8月29日が来ればいいなと思っています」と笑顔を見せた。

 また、大倉が演じる役名・桜庭洋一が紹介されると、大島は「洋一っていうんですか?下の名前」と発言し会場を沸かせた。そんな大倉と大島は同作で初共演。お互いの最初の印象を聞かれると「ちっちゃ」「でか」と告白し、さらに最初はお互いの様子をうかがっていたそうだが、撮影初日で急速に距離を縮めたそうで、大倉は「割とバカにされた感じに話しかけられてきて、なるほどこういう人なんだと思いました」と暴露。大島も「すぐ舵(かじ)を取れました」と胸を張った。

 そんな2人の関係についてタナダ監督は「すごくいいコンビで、最近はますます大島さんの力の方が増している感じがします」と明かし、大阪でのキャンペーンの日に休みだった大倉が自腹で大阪に来た際に、「大島さんが大倉さんに会ったときに言った言葉が“偉ーい”だったんです。上から!?って(笑)。そんな関係です」とエピソードを披露。大島は「だって偉かったんですもん(笑)」と笑うしかなかった。

 同作は、特急ロマンスカーのアテンダントとして働く北條鉢子(大島)が、映画プロデューサーを名乗る怪しい中年男客・桜庭(大倉)に、何年も会っていない母親からの手紙を読まれてしまい、桜庭に背中を押されて、かつて家族で訪れた箱根の景勝地をめぐって母親を探す小さな旅に出るというストーリー。29日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国公開。

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