おのののか 初体験に戸惑いも「見ている人がムカつくくらい」のヒールに意欲

[ 2015年8月13日 09:45 ]

「37・5度の涙」で初の母役に挑戦したおのののか

 タレントのおのののか(23)が13日に放送されるTBS「37・5℃の涙」(木曜後9・00)で初の母親役に挑戦。「ちょっと大丈夫かなと言う戸惑い」があったものの、友人の赤ちゃんのことを思い出しながら演じ切ったと笑顔で振り返った。

 おのが演じるのは夜勤で仕事を休めない看護師の清田七海。急に熱を出した赤子を連れ、主役の杉崎桃子(蓮佛美沙子)が務める病児保育施設「リトルスノー」へ駆け込むと、朝まで子供を預かって欲しいと必死に頼むという役柄になっている。

 ドラマの出演経験はまだ浅いものの、「一つ一つ、色んな角度から丁寧に同じことをやるので、できたときの達成感じゃないですけど、見たときに、『あ、いいな、やってよかったな』と思えるお仕事なので、またバラエティーと違った魅力があるなとすごく思います」とやりがいは十分。「事務所の先輩の菜々緒さんが、悪役キャラじゃないですけど、きつい感じのを色々やられているので、それを見て楽しそうだなと思って(笑)。今まで性格が悪いというか悪役キャラはやったことがないので、見ている人がムカつくくらいの(笑)キャラもやってみたいな」と今後はヒール役にも意欲を見せた。

 急な発熱や病気になった子供の世話をする病児保育士という職業は「37・5℃の涙」を通じて初めて知ったが、「今保育園も入れないと聞きますし、待っているお母さんたちもたくさんいる中で、こういうお仕事が本当に必要だし、心強いなって思いますね」と重要性を実感。「子供がいっぱい欲しい」おのにとってもこうした環境が整備されれば仕事との両立がしやすくなることは間違いない。

 近見哲平プロデューサーは「イマドキの若いお母さんの事情というか、がんばっているけれどもそれを支える社会が追いついていない、みたいなところで、必死に頑張っているお母さんでかつ若い、イマドキ感をとにかく出したかった。イマドキの若い役者さんで、フレッシュな人、というところで、おのののかさんがピンときました」と起用理由を説明。演技についても「『とにかく必死にやってくれ』とお願いしたんですよ。その必死さというのがとても出てたんじゃないかな」と称えた。

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2015年8月13日のニュース