川栄李奈 4日卒業を前に振り返る 「カス」だった研究生時代

[ 2015年8月2日 11:10 ]

5年間所属したAKBから卒業――第2章となる女優業に期待を膨らませる川栄李奈
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 AKB48の川栄李奈(20)が4日、東京・秋葉原の劇場公演で卒業する。1、2の両日は、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで、AKBのコンサートに参加。5年間に及んだグループ活動の締めくくりに入った。今、その胸に去来するものは何か?本人を直撃した。

 ――5年前のAKBに入ったばかりの自分を今振り返ってみるといかがでしょう?

 「本当にカスでした(笑い)」

 ――カス…?

 「まず、やる気がなかったです。外見的にハキハキしていたので、そうは見えなかったと思うんですけど、ダンスもちゃんと覚えようとしなかったし、最悪の研究生だったと思います」

 ――そもそもなぜAKBに入ったのですか?

 「友達に“一緒に受けない?”って誘われたので、乗りで“いいよ!”って。思い入れがあったわけじゃないんです。その友達がいなかったら今ここにいません」

 ――いつから前向きな気持ちになった?

 「12期生(川栄より1期下。2011年2月にオーディション合格)が入ってきてからですね。それまで私は(渡辺)麻友さんのアンダー(交代要員)をやってたんですけど、田野(優花)ちゃんが麻友さんのアンダーになったんですよ。自分のポジションが下がって“やばいかも!?”って。後輩に刺激されました」

 ――その後、13年4月にバラエティー番組の学力テストで最下位になって「センターバカ」としてブレークしましたね!?

 「あれがなかったら、なんにもない普通の人でした。あれ以来、先輩からもいじってもらえるようになったし。あれがなかったら、今の自分はないと思います」

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