「めちゃイケ」辻カメラマン、極楽・山本に苦言「ケジメなかった」

[ 2015年5月6日 12:32 ]

「極楽とんぼ」の山本圭壱

 フジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」やテレビ朝日「ロンドンハーツ」「アメトーーク!」などを担当する名物カメラマンの辻稔氏が6日、自身のブログを更新。2006年からの謹慎を経て、前日5日に宮崎サンシャインFM「極楽とんぼ 山本圭壱のいよいよですよ。」(火曜後7・00)がスタートした「極楽とんぼ」の山本圭壱(47)に対して苦言を呈した。失望感をあらわにしながら、叱咤激励もした。

 山本は淫行騒動を起こし、芸能活動から遠ざかっていたが、今年1月に東京・下北沢でお笑いライブを行い、芸能活動を再開。ラジオ出演は8年10カ月ぶりとなり、メディア復帰を果たした。

 番組を聴いた辻カメラマンは「これまでの9年間についての気持ちとか謝罪とか、我々が聞きたいような内容のコメントは一切なかった。いつ出るかいつ出るかと思いながら1時間が過ぎた。(相方の)加藤浩次にも(山本が出演していた)めちゃイケメンバーやめちゃイケスタッフに対しても何も気持ちを伝えてくれなかった。それだけに個人的には非常に気持ちが悪かった」と率直な感想。

 「第1回放送だからこそ、そのあたりのケジメを短くてもイイから最初にしっかり付けてから弾けてほしかった」と苦言。ツイッターでも「しっかりしろ!という気持ちです」とカツを入れた。

 5日の生放送で、山本は宮崎でラジオをやるに至った経緯を説明する中で「06年のことがありまして」と話しただけだった。

 辻カメラマンは番組の内容についても「ただ、何もなかったかのように普通に芸人の新番組が始まっただけ。面白いか面白くないかで言うなら、全然面白くない…と思いましたね。僕は厳し過ぎるのか…」と酷評。「面倒なことでも避けてはいけないことがあるし、下げなきゃいけない頭もあると思う」と持論を展開した。

 ただ「当然、彼の笑いの才能やセンスは認めているし、信頼もしているし、何といっても、極楽とんぼ山本圭一との歴史に僕は誇りに思っています。芸人山本が大好きです」とも。「だからこそ、そういう意味でも男らしさを見せてほしかった。この放送を聞いて、ちょっとガッカリしました」と落胆した。

 「僕は心の底から彼のめちゃイケ復帰を願っています。でも、今のままなら、無理かもしれないなぁ…。そんなところも含めて、人間として大きくなって、這い上がってきてほしい…。待っている。願っている」と期待を込めた。

 ツイッターで「僕の個人的な、個人的な気持ちです」と断った上でブログを更新。フォロワーとのやり取りで「番組からも、そのあたりの話はしないでほしいと言われてるかもしれない。(ブログは)少し、気持ちが入り過ぎました」と山本の“ケジメ”がなかったことに一定の理解も示した。

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2015年5月6日のニュース