野島伸司氏「アルジャーノン…」の山下智久&窪田正孝を絶賛

[ 2015年4月30日 19:42 ]

「アルジャーノンに花束を」のクランクアップに駆けつけ、主演・山下智久に花束を渡した野島伸司氏

 人気脚本家の野島伸司氏(52)が30日、都内でTBSドラマ「アルジャーノンに花束を」(金曜後10・00)のクランクアップ会見に出席した。

 野島氏は脚本監修を担当。3話まで見た感想を「いい出来だと思います。いいキャスティングで出来ている」と満足顔。原作がベストセラー小説ということもあり、「逆風の中で始まるのは想定していたが、山下くんはよくやっている」と、主役を演じる山下智久(30)を称賛した。

 「山下くんが純粋性だけを見せるように演じてくれた結果、癒やし効果、浄化作用がこのドラマにはある」と胸を張った。また、助演として好評を得ている窪田正孝(26)に対しても「芝居がうまい人はたくさん見ているが、その人達と同じく(彼は)憑依型の俳優」と絶賛した。

 今回は自身で脚本を書かず、監修という立場に関しては「俯瞰で物語を見た方が良い場合はそうしています。脚本を描くと狭い世界で考えてしまうので」と語り、最良の選択であったと明かした。今後の作品に関しては、「1クールで消費されるような作品ではなく、(視聴者が)忘れられないドラマ作りをしたい」とし、それと同時に「若い世代に影響を与えられるような作品ができれば」とビジョンを語った。

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2015年4月30日のニュース