「永遠の０」８冠！岡田准一はダブル受賞の快挙！日本アカデミー賞

第38回日本アカデミー賞で監督賞を受賞した「永遠の０」の山崎貴監督

　日本映画界の祭典、第３８回日本アカデミー賞の授賞式が２７日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、山崎貴監督（５０）の「永遠の０」が作品賞や監督賞など最多８部門で最優秀賞を受賞した。主演の岡田准一（３４）は同作で主演男優賞、「蜩ノ記」で助演男優賞に輝き、男性俳優としては初のダブル受賞となった。

　「永遠の０」は百田尚樹氏（５９）の同名小説が原作。太平洋戦争の終戦直前に特攻で亡くなった主人公の人生を描いた。

　主演女優賞は「紙の月」の宮沢りえ（４１）、助演女優賞は「小さいおうち」の黒木華（２４）が選ばれた。

　アニメ作品賞は「ＳＴＡＮＤ　ＢＹ　ＭＥ　ドラえもん」（監督山崎貴・八木竜一）が受賞。外国作品賞には「アナと雪の女王」が選ばれた。

　ほかの部門の最優秀賞は以下の通り。（敬称略）

　▽脚本賞＝土橋章宏（超高速！参勤交代）▽音楽賞＝周防義和「舞妓はレディ」▽撮影賞＝柴崎幸三（永遠の０）▽照明賞＝上田なりゆき（同）▽美術賞＝上條安里（同）▽録音賞＝藤本賢一（同）▽編集賞＝宮島竜治（同）