宮沢りえ、１２年ぶりの最優秀主演女優賞に「私の宝物です」

日本アカデミー賞授賞式で拍手喝さいの中、登場する宮沢りえ（中央）ら優秀主演女優賞授賞者たち

　日本映画界の祭典、第３８回日本アカデミー賞の授賞式が２７日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、最優秀主演女優賞は「紙の月」の宮沢りえ（４１）が選ばれた。

　宮沢は０３年の「たそがれ清兵衛」以来１２年ぶり２度目の受賞。この日の授賞式は舞台公演中のため途中退席し、決定の瞬間に立ち会うことはできなかったが「本当に心からうれしいです。ありがとうございます。この作品に出合えたことは私の宝物です」とコメントした。