板尾創路 三津五郎さんとの一期一会振り返り「思い出残り続ける」

[ 2015年2月27日 19:25 ]

「板尾日記10」のサイン会を行った板尾創路

 お笑いタレントの板尾創路(51)が27日、著書「板尾日記10」(リトルモア刊)の発売記念サイン会を都内の書店で行った。

 2005年から1日も欠かさず、その日にあった出来事を大学ノートに鉛筆で書き連ね、1年に1冊のペースで刊行。板尾は、10年の節目を迎え「たまたま思い付きで言って3カ月から始めたのに、まさか10年もねえ。何とも言えない不思議な気持ち。ただの日記が製本されたのだから、僕が一番得している」と感慨深げだ。

 最新刊の昨年4月20日には、出演中の舞台「きりきり舞い」の楽屋に、今月21日に亡くなった歌舞伎俳優・坂東三津五郎さんがあいさつに来たという記述も。長女の女優・守田菜央(30)と共演していたためで「休憩時間にふっとごあいさつに来られて、いつも(レギュラーのNHK)“ケータイ大喜利”を見ています。大好きですとおっしゃられたので、恐縮した。話をしている時の目がキラキラされていて、お笑いが好きなんやと伝わってきた。その時の姿が僕の思い出として残り続けますね。残念です」としのんだ。

 日記は10年でひと区切りをつけ、今年に入ってからは書いておらず、本の帯にも「“板尾日記29”まで休刊します」と断筆宣言。「特に理由はないんですけれど、今までよく紛失しなかったなと思って。ちょっと抜けていたりしたらイヤじゃないですか。また、いつか書くかもしれないですしね」と話していた。

続きを表示

2015年2月27日のニュース