爆笑問題・太田光 人質問題で持論「黙ることが必要な時もある」

[ 2015年1月25日 11:48 ]

TBS「サンデージャポン」で高橋ジョージと三船美佳の離婚騒動に触れた「爆笑問題」太田光

 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(49)が25日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演し、過激派「イスラム国」とみられるグループが日本人2人を人質とした事件について、マスコミ報道に関して「今は黙るというか、世界中があまりにもおしゃべりになり過ぎている」と訴えた。

 日本時間24日夜、拘束された後藤健二さん(47)とみられる男性が、湯川遥菜さん(42)は既に殺害されたとの声明を読み上げる画像がインターネット上に掲載された。このニュースの流れをまとめたVTR後、スタジオでさまざまなコメントが出される中、じっと黙って聞いていた太田は「本来ならこういう誘拐、人質がまだ囚われている状態ではマスコミとかは報道協定とかで刺激するようなことを言わないようにされるべき」と切り出した。「Youtubeで投稿した時点で一般的に知られるようになって、成り行きでみんなが推測で言いたいことを言っている。インターネットはものすごい膨大な伝言ゲームになっていて、誰も何でも言える状態。『オールジャパン』というのは恥ずかしい言葉だけど、そうならないといけない時もある。実際は報道協定を敷かれている状態だと意識すべきだと思う」と続けた。

 「いろいろな言いたいことや知りたいこともあるのはわかるけど、他人の命をかけてまで言わなきゃならないポリシーってあるのかなって思う。黙ることが必要な時もあるんじゃないかって思う」とした太田。「交渉にあたる当事者は一部。その人たちのやっていることを妨害しないという意識がいろんなメディアには必要だと思う」と締めくくった。

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2015年1月25日のニュース