中島みゆき 何もしでかさず12年前の雪辱 「麦の唄」完璧

[ 2015年1月1日 08:01 ]

12年ぶりに出場し、笑顔で歌う中島みゆき

第65回NHK紅白歌合戦

(12月31日 東京・NHKホール)
 12年ぶり2度目の出場の中島みゆき(62)は連続テレビ小説「マッサン」の主題歌「麦の唄」を熱唱した。

 「地上の星」を歌った前回02年は富山・黒部ダムからの中継だったが、今回はNHK局内のスタジオ。「マッサン」に主演している玉山鉄二(34)、シャーロット・ケイト・フォックス(29)がまず登場し「寂しかったけれど、麦の唄が支えてくれた。きれいな歌で感動した」(シャーロット)「絆、愛情を感じる歌」(玉山)とエールを送った。

 中島は周りをオーケストラに囲まれる形で歌唱。途中、背後に「マッサン」の映像が流れ、歌に聞き入るシャーロットの目には涙が浮かんだ。

 前回は歌詞を間違えており、今回は11月26日の出場者発表の際に文章で「また何かしでかさないように、頑張って歌わせていただきます」とコメントしていたが、完璧に歌い切った。

 そして、玉山とシャーロットのもとに歩み寄り、2人と握手。最後は3人そろって笑顔を見せたが、中島は一言も発しないまま終わった。

 トリ前の対決では美輪明宏(79)も名曲「愛の讃歌」を歌い上げて盛り上げた。

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2015年1月1日のニュース