獅童滑る、転ぶ!イメージ構わず 黄金伝説サバイバルで「素」

[ 2014年12月23日 06:00 ]

「いきなり!黄金伝説 芸能人サバイバル大賞2014」で自給自足生活に挑む(左から)遠藤章造、中村獅童、田中直樹(C)テレビ朝日

 歌舞伎俳優の中村獅童(42)がテレビ朝日「いきなり!黄金伝説。 芸能人サバイバル大賞2014 6時間スペシャル」(25日後6・00)に初挑戦する。離島で2泊3日にわたる「サバイバル0円生活」を送り、岩場で滑って転ぶなど“男らしいイメージ”が崩れることも構わず。「無心でやってるし、自分を取り繕うとか一切考えてないから、ある種、素なんじゃないですか。もうイメージがどうのこうのとか言ってられないから」と笑いながら、過酷な自給自足の生活を振り返った。

 年末恒例の企画で、獅童は「ココリコ」とチームを組んだ。千原ジュニア(40)&「よゐこ」濱口優(42)、豊ノ島(31)&嘉風(32)&臥牙丸(27)&SHELLY(30)、能年玲奈(21)&篠原ともえ(35)の全4組が別々の離島で「0円生活」にチャレンジ。「サバイバル大賞」を目指す。

 以前、土屋アンナ(30)冨永愛(32)による「無人島0円生活」を偶然、テレビで見ていた獅童。その後、同番組にゲスト出演した際に「めちゃくちゃ楽しそうだし、自分もやってみたい。無人島に行って生活するなんて、なかなかできないから」と話したところ、番組プロデューサーが食いつき、オファーを受けることに。無類のラーメン好きも高じて「究極のサバイバル0円ラーメン」を作ることになった。

 今年7月下旬に行われたロケを振り返り「疲れた~。本当に過酷なんだもの」と第一声。「夜、寝る前にこっそりカップラーメンとかおにぎりとかくれるのかと思ったら、一切ないもんね。ひどいよ」と“愚痴”もこぼした。

 初体験のシュノーケリングも夜に行い「普通、陸で耳抜きとか教えるけど、いきなり入ってくださいと言われて。潜る瞬間に耳抜きを教えられて。本当にひどい番組だなぁと思った。(ロケから)帰って熱が出て、2日ぐらい寝込んだ」という過酷さだった。

 実は昨年8月下旬に挑戦予定だったが、台風上陸のためロケが中止に。1年越しの再オファーに「1年経っちゃったから、自分も忘れかかっていた。結構、しつこいんだなぁと思って。自分も言ったからには男としてやらなきゃという思いもあったので」とやり遂げた。

 注目のラーメンは、自らが捕った魚でスープ作り。「いかにして食材の悪いにおいが出ないように、どうするかということでやりました。魚の身がおいしそうなものは、チャーシューの代わりに、魚の煮付けをトッピングしました。島じゃないと作れないですよね」。ココリコ・遠藤章造(43)が寝ずにスープ作りの火の番を、田中直樹(43)が麺作りを担当。“野生の無人島サバイバルラーメン”は「やっぱり思い入れが違いますからね。自分で魚も捕って、麺も作って、炎天下の中、火の当番。思い出とともに出来上がった1杯」と格別の味となった。

 とはいえ、体は疲労に正直に反応した。「最終日の近くの夜、もう1回(魚を捕りに)潜ろうと思って。岩場で、ゆっくり下っていかないと、藻がヌルヌルして滑るだろうなと。でも、中に入ってから足ひれを履けばいいんだけど、上で着けちゃって。疲れちゃって、取るの嫌だから、そのまま行ったら、案の定滑って、そのままズルズルズル。『あ~あ~あ~』と。たくましい日本兵の役とか多いから、中村獅童の男らしいイメージを崩しちゃいかんと思うんだけど、疲れていたんでしょうね」と笑って振り返っていた。

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