栩内被告に懲役2年求刑 検察側「覚せい剤使用は自分の意思」

[ 2014年12月12日 05:30 ]

栩内香澄美被告=5月撮影

 覚せい剤を使用したとして、歌手ASKA(56)とともに覚せい剤取締法違反罪で逮捕・起訴された愛人の栩内(とちない)香澄美被告(37)の第6回公判が11日、東京地裁であり、検察側が懲役2年を求刑した。

 論告で検察側は、栩内被告の尿からだけでなく、髪からも覚せい剤の成分が検出されたと指摘。「自分の意思で使用したと強く推認できる」と述べた。その上で「反省の態度は全くない」と強調した。栩内被告は「身に覚えがない」と訴え、全面無罪を主張している。弁護側が17日に最終弁論し、結審する予定。

 栩内被告はこの日、前回と同様に紺色の上着とタイトスカートに眼鏡姿。前回から約10センチ髪を切り、全体を薄茶色に染めていた。スカートはスリット入りで、ハイヒールを履いていた。

続きを表示

2014年12月12日のニュース