“妊活休業”森三中・大島 久々の公の場「おっさん役だったのに女優賞?って」

[ 2014年10月20日 19:07 ]

久々に公の場に登場した大島美幸

 お笑いコンビ「森三中」の大島美幸(34)が20日、都内で行われた主演映画「福福荘の福ちゃん」(監督藤田容介、11月8日公開)の完成披露試写会に登壇。5月から“妊活”のため、芸能活動を休業している大島は久々の公の場。「皆さんの前に立つのは久々で。今、休業中でなかなか久しぶりで緊張しています。にこやかに見てくださって、嫌いな人はいないなと思って、安心しています」と穏やかな笑顔であいさつした。

 映画初主演となる大島は“丸刈りのおっさん”役を熱演。「まず主演も初めてですし、なおかつおっさんというのも乗っかってたので、即答というか、すぐにやらせてくださいって」とオファーの瞬間を振り返った。藤田監督からの「大島さんに断られたらダメだった」という言葉にも「断らないです」と話した。

 撮影はちょうど1年前。昨年は日本テレビ「24時間テレビ」でチャリティーランナーを務めていた大島だが、役づくりのために、再び1カ月で10キロ太った。「3カ月運動した後に太るのって大変で。全然太っていけなくて、初めて太るのって大変だなって思った」とまさかの苦労を明かし、笑わせた。

 8月に開催されたカナダ・モントリオールの第18回ファンタジア国際映画祭の長編コンペティション部門で、最優秀女優賞を受賞した。これは日本人女優では09年「愛のむきだし」での満島ひかり(28)以来5年ぶりの快挙。「嬉しさと嘘だろ?って気持ちで笑ってしまいました。おっさん役だったのに女優賞?って」と受賞の率直な感想をもらし、「ありがとうございます」と頭を下げた。

 大島は8月に「24時間テレビ」へのテレビ出演はあったが、基本的に5月7日から妊活休業中。休業前から「映画のプロモーション時には仕事をする」と明言しており、今後はプロモーションのため、しばし芸能活動を復活させることになる。舞台あいさつには、共演の水川あさみ(31)、荒川良々(40)、徳永ゆうき(19)も登壇した。

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2014年10月20日のニュース