鈴木敏夫氏 ジブリ解体説否定 宮崎監督は短編製作に意欲

[ 2014年8月7日 22:10 ]

スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー

 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(65)が7日、NHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)に生出演。4日に一部で「製作部門をいったん解体する方針」と報じられたが「要は作り方を変えますよって話なんですよ」とジブリ消滅説を否定した。

 司会の有働由美子アナウンサー(45)が「一部でもうお休みというか、やめちゃうんじゃないかみたいな…」と聞くと、鈴木プロデューサーは「僕は本当は休みたいんですけどね。なかなかそういうわけにいかないんですよ」と冗談ぽく笑った。

 昨年9月に引退会見をした宮崎駿監督(73)だが「こんなことしゃべっちゃうとアレなんだけれど。宮崎駿もね、作りたいみたいでね」と“衝撃発言”。

 「ジブリってね、気が付いたら30年も経っているんですけどね。夢の会社を作りたかったんですよ。気が向いたら作る。気が向かない時は作らない。それをある程度、実現できた会社だったんですよ。周りからの期待?雑音は聞かないようにして、作りたい時にだけ作ろうと思っていますりけど」

 有働アナが「そこに宮崎監督、戻ってくるということもある?」と水を向けると「僕の予想ですけど(宮崎監督は)まず短いのでやりますね。ジブリ美術館というのがあって、そこで短編を作ってきているんですよ。そういうものだったら、やってみたいというのは、まずありますよね」と語った。

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2014年8月7日のニュース