27年前期朝ドラヒロインは土屋太鳳 「花子とアン」もも役、吉高も号泣

[ 2014年7月31日 11:31 ]

平成27年前期連続テレビ小説「まれ」ヒロインに決まった土屋太鳳

 NHKは31日、平成27年前期連続テレビ小説「まれ」ヒロイン発表会見を行い、土屋太鳳(たお=19)が主人公・希(まれ)を演じることを発表した。

 土屋は昨年大ヒットした「あまちゃん」の能年玲奈以来となる2年ぶりの日本人ヒロインオーディションで2020人からヒロインの座を射止めた。

 連続テレビ小説第92作目となる「まれ」は、石川県能登地方と横浜市を舞台に、ヒロインのまれが世界一のパティシエを目指して都会で奮闘し、その後故郷に小さなケーキ店を開く姿を描く。脚本はドラマ「クロサギ」「紙の月」などを手掛けた篠崎絵里子氏によるオリジナルで、石川県七尾市出身のパティシエの辻口博啓氏(47)が製菓指導として参加する。

 会見に登場すると「なんか感動しちゃって…」と率直な感想を語った土屋。前日に合格を知らされたといい、「わーって感じでした。涙が止まらなくて、本当に地道にコツコツやってきたので、やっと、まれちゃんに会えたって思えた」と感激の瞬間を振り返った。

 土屋の朝ドラ出演は3作目。22年度前期の「おひさま」で井上真央(27)演じるヒロインの生徒役を演じ、現在オンエア中の「花子とアン」ではヒロイン花の妹・ももを熱演中。

 主演の吉高由里子(25)にもすでに報告を済ませたといい、「おねえやんはいつも笑顔でいてくれる。最終審査の前には私の全部あげるからって言ってくれて、報告したら号泣して喜んでくれました」。ヒロイン抜擢に「プレッシャーはある」というが、「チームの一員として作品を作っていくことに集中したい。私もまれちゃんと一緒に成長していきたい」と意気込みを語った。

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