ジャパネット高田社長が退任正式表明 TVショッピングは継続

[ 2014年7月31日 18:52 ]

社長交代について記者会見するジャパネットたかたの高田明社長(右)と長男の旭人副社長

 通信販売大手ジャパネットたかた(長崎県佐世保市)の高田明社長(65)は31日、来年1月16日付で退任し、長男の旭人副社長(35)が後任の社長に就くと正式に表明した。東京都内で開いたテレビショッピング20周年の記念パーティーで語った。

 高田社長はパーティー終了後の記者会見で、社長交代に関して「自分が元気なうちに(後任に)見合う人がいるなら任せていくことを前から考えていた」と説明した。

 社長を退任した後の自身の処遇については「どのような立場で関わるかは今から考える」と述べるにとどめたが、テレビショッピングへの出演は退任後も当面続ける考えを示した。

 会見に同席した旭人副社長は「軸の部分は引き継ぎ、今までやれなかったところに力を入れていきたい」と抱負を語った。株式の上場や東京への本社移転に対しては「考えていない」などと否定した。

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2014年7月31日のニュース