「極悪がんぼ」最終回前に月9ワースト更新7・8%

[ 2014年6月17日 10:47 ]

フジテレビ月9ドラマ「極悪がんぼ」主演の尾野真千子

 尾野真千子(32)が主演するフジテレビ系“月9”ドラマ「極悪がんぼ」(月曜後9・00)の第10話が16日に放送され、視聴率が7・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日、分かった。

 これまで放送された“月9”ドラマで、最も低い視聴率を記録した剛力彩芽(21)主演「ビブリア古書堂の事件手帖」最終回(13年3月25日)の8・1%を下回り、月9史上最低を更新した。

 初回13・6%とまずまずのスタートを切ったが、その後は第2話11・3%、第3話9・1%、第4話9・8%、第5話10・1%、第6話9・6%、第7話8・6%、第8話9・7%、第9話は8・5%と苦戦が続き、10話までの平均は9・9%。期間平均でも初めて10%を割り込み、ワーストを更新した。23日が最終回となる。

 「カバチタレ!」で知られる田島隆氏と東風孝広氏のコンビが描く、累計168万部を売り上げた同名人気コミックが原作とする裏社会エンタテインメント。多額の借金を背負ったことから人生のどん底に落ちたヒロインが、裏社会に足を踏み入れ、「小清水経営コンサルタント」の一員として、借金や詐欺など一筋縄ではいかないトラブルを対処していく姿を描く。「がんぼ」は広島弁で「乱暴者」「やんちゃ」という意味で、尾野は原作では男として描かれている神崎を女性の設定にして演じる。尾野は同枠初主演となる。

 共演は、椎名桔平(49)三浦翔平(26)仲里依紗(24)板尾創路(50)小林薫(62)三浦友和(62)宮藤官九郎(43)竹内力(50)ら。

 第10話は、薫は小清水(小林)の命令で東京に向かうことになった金子(三浦友)から20年前、借金のカタに薫の母の店を奪ったのが小清水だと知らされ、冬月(椎名)への借金を返済したら事件屋から足を洗うよう、命じられる。ショックを受ける薫だったが、金暮市の事件屋の頂点をとると小清水に宣言。すると、小清水は薫に金暮市に3年後に完成予定のアウトレットモールに絡む利権を狙えと指示し…という展開だった。

続きを表示

2014年6月17日のニュース