常盤貴子 大人の恋物語に共感も「アラフォ―女子に痛いセリフ満載」

[ 2013年9月20日 15:24 ]

ドラマ「月に祈るピエロ」制作発表に出席した(左から)常盤貴子、脚本の北川悦吏子さん、谷原章介

 女優の常盤貴子(41)が20日、都内のホテルで行われたTBS系スペシャルドラマ「月に祈るピエロ」(CBC製作、10月5日午後2時~)の制作発表会見に共演の谷原章介(41)らと出席した。

 「ロングバケーション(96年、フジテレビ系)」、「オレンジデイズ(04年、TBS系)」など多くの人気ドラマを手掛けてきた人気脚本家の北川悦吏子氏(51)が自身の出身地・岐阜と東京を舞台に書き上げた大人の恋の物語。常盤は故郷で祖母、母とともに暮らす41歳の独身女性・玉井静流を演じる。静流がインターネットオークションがきっかけで知り合った、遠く離れた街で暮らす男性と、一度も会うことなく、徐々に心を通わせていく姿が描かれる。

 北川氏は常盤の出世作でもある「愛していると言ってくれ(95年)」、「ビューティフルライフ(00年)」(ともにTBS系)なども手掛けており、常盤とのタッグはテレビ朝日系スペシャルドラマ「お母さんの最後の一日」(10年)以来3年ぶり。

 常盤は「とってもリアルで、ラブストーリーっていうと、若い子がいいかなと思っていたけど、そこはさすが北川先生。“くー!そうくるんだ!”って台本を読んでワクワクした。こういうものなら大人のラブストーリーって言えるねって(話していた)。撮影もワクワクドキドキ進んで、新しい大人のラブストーリーになっている」。

 実年齢と同じ41歳の女性を演じているが、「アラフォ―女子にとっては痛いセリフ満載ですね。年ばっかとって嫌になっちゃうってセリフがあって、しょっちゅう言ってるし、痛いなって。セリフのまんま共感できるので、その世界観から抜けるのが大変だった」と常盤。「大人なセリフが多々あった。(常盤のセリフの)『セックスしたいわ』が現場でも『セックスしたいわ、から行きます!』みたいになってて、さらっと言えちゃうんだって。大人な現場だなって思った」と現場でのエピソードを披露し、笑わせた。

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