「飛龍伝」ヒロイン・桐谷美玲 先輩メイサからエールもらった

[ 2013年8月20日 15:49 ]

舞台「飛龍伝21~殺戮の秋~」製作発表に出席した桐谷美玲

 女優の桐谷美玲(23)が20日、都内で行われた主演舞台「飛龍伝21~殺戮(さつりく)の秋~」製作発表に出席した。

 学生運動が盛んだった1970年代を舞台に、全共闘の女性委員長とその敵である機動隊隊長との激しい恋を描く故つかこうへい氏の代表作。桐谷にとっては初舞台初主演となった昨年の「新・幕末純情伝」に続いてのつか作品出演となる。

 「今年もやると思っていなかったので、(オファーには)びっくりした」と本音ものぞかせつつ、「前にやった仲間もいて、すごく安心して臨める。また皆さんと熱い秋を過ごせれば。闘う姿だったり、叫ぶことだったり、普段をお見せしていない新しい一面をお見せできたら」と意気込んだ。「新・幕末~」に続いて共演となる神尾佑(43)も「やれる人は彼女しかいない。こう見えて、体力あるので、大丈夫です」と太鼓判を押す。

 1990年の初演以来、富田靖子(44)、牧瀬里穂(41)、石田ひかり(41)、内田有紀(37)、広末涼子(33)、黒木メイサ(25)といった女優たちが主人公・神林美智子を演じてきた。「歴代も名立たる女優さんがやってらっしゃるんですが、そこをあまり考えずに、私らしくやれれば。私の神林美智子を作っていきたい」と桐谷。事務所の先輩でもある黒木版は生で観劇しており、黒木からは「大変だと思うんだけど、大丈夫だから頑張って」と声をかけてもらったという。

 この日は「総決起集会」と題して、この日が初顔合わせだというカンパニーの面々と立ち回りでの自己紹介も披露。「チームワークはすごくいい。これからもっと仲良くなりたい。私は人見知りするんですけど、もうなじんでる自分がいる。これからもっと素を出していけたら」と桐谷。激しい立ち回りもある作品だけに、体力勝負となるが「体力には自信があるのと、少しずつ体力づくりも始めています。今朝もジムに行ってきました。全力でぶつかっていくしかない」。

 公演は10月5日から20日まで東京・青山劇場で行われる。

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