新装開場で歌舞伎座の売上高6倍超となる見通し

[ 2013年7月10日 19:23 ]

 歌舞伎座は10日、2014年2月期の連結売上高予想が、前期の約6・4倍の53億円になる見通しだと発表した。4月に新装開場した歌舞伎座(東京都中央区)の来場者数が想定を上回り、不動産賃貸料や劇場の売店の売り上げが伸びていることが主因。

 売上高は、建て替え工事で一時休業する前の10年2月期(28億円)の実績も大幅に上回る見通し。純損益は前期の2億円の赤字から4億円の黒字に転換すると見込んでいる。

 歌舞伎座は来場者数の予測が難しいとして、例年は2月期決算の発表に合わせている業績予想の公表を見送っていた。

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2013年7月10日のニュース