“サザンお帰り”5年ぶり活動再開で茅ケ崎祝福ムード

[ 2013年6月26日 06:00 ]

サザン通りにあるサザン神社

 5年ぶりに活動再開を発表したサザンオールスターズがデビュー35周年を迎えた25日、13年ぶりとなるライブを8月31日、9月1日に開催することが決まった桑田佳祐(57)の地元神奈川県茅ケ崎市は祝福ムードに包まれた。

 茅ケ崎駅南口にあるサザン通り商店街には「サザンオールスターズ祝復活」の張り紙が並んだ。商店街の小林健二会長(63)は「いつも地元を大事にしてくれる。我々もライブを盛り上げるために何ができるか話し合いたい」と強調。新曲「ピースとハイライト」(8月7日発売)もサザン通りに流す予定だという。同商店街に店を構える洋菓子店「エトアール」の店主古屋宣仁氏(49)は「ウチもサザンと同じ創業35年。13年ぶりのライブはびっくりしました」とうれしそうに語った。

 桑田が小中学生時代に行きつけだったベーカリー「清月」の店主高橋ツマ子さん(80)は13年前に今回と同じ茅ケ崎公園野球場で開催されたライブでビデオメッセージが紹介された一人。昨年8月に桑田や妻の原由子(56)らと一緒に食事した際には「“茅ケ崎を盛り上げたい”と話していましたね」。高橋さん自身もライブに向けて「事務所の方々と相談しなければなりませんが、佳祐やメンバー、スタッフの皆さんにお昼ご飯のパンを届けてあげたら」と話した。同市役所の産業振興課も「全国からファンの皆さんが来られると思います。茅ケ崎をより知っていただける機会」と歓迎している。

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2013年6月26日のニュース