AKBの「神セブン」崩せるか?SKE 新顔台頭にみる世代交代

[ 2013年5月26日 08:12 ]

AKB選抜総選挙速報値で8位を獲得したSKE48の柴田阿弥

 AKB48の第5回選抜総選挙(6月8日、日産スタジアム)で“世代交代”の様相が表れたのはAKB48だけではない。22日に発表された速報値では、SKE48は64位以内に20人が名を連ねた。

 昨年は“15議席”を獲得し、年末にはNHK「紅白歌合戦」に初出場。しかし、全国に知名度を広める過渡期に人気メンバーが大量卒業。それでも、総選挙速報値では若手への投票が目立ち、グループは存在感を示した。

 速報値のダークホースは高橋みなみ(22)らAKB中心メンバーを抑え、堂々8位に食い込んだ柴田阿弥(20=チームE)。柴田はSKE48での選抜経験はなく、総選挙でも速報値を含め全て圏外。そんな無名の美少女に1日で1万1530票が集まった。柴田は衝撃の結果を受け、交流サイト「Google+」に「目指せシンデレラガール!」と意気込みを語る一方で「圏外になったり順位がたくさん下がってしまうのが怖いです」と不安も吐露している。

 SKEは4期生、チームEからの選抜常連メンバーが木本花音(15)のみ。今回の“新顔”の中には、チームEに所属する4期生が5人。柴田に加え、19位に小林亜実(20)、21位に梅本まどか(20)、47位には山下ゆかり(17)、続く48位に金子栞(17)がランクインした。SKEは昨年の選挙で64位圏内に入ったメンバーが、10枚目のシングル「キスだって左利き」で全員選抜入り。今年も総選挙の結果次第で露出が変化する可能性があり、“谷間”の世代を押し上げたいファンからの期待が垣間見える。

 一方、松井珠理奈(16)が4位、松井玲奈(21)が6位に食い込み、両エースはSKE初の「神セブン」入りを狙う。また、握手会の良対応で人気を集める須田亜香里(21)が11位、次世代を担う木崎ゆりあ(17)が16位、終身名誉研究生の松村香織(23)が17位に食い込み、初の選抜入りを狙う。SKE48の世代交代を占う最終開票結果に注目が集まる。

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2013年5月26日のニュース