ハーモニカ美女・南里沙 「世界で活躍」へCDデビュー

[ 2013年5月18日 11:51 ]

柔らかい日差しの下でクロマチック・ハーモニカを奏でる南里沙

 美人ハーモニカ奏者、南里沙(26)が22日にCDデビューする。アルバム「Mint Tea」で、クラシックやジャズ「ムーンライト セレナーデ」、カーペンターズ「ふたりの誓い」など幅広いジャンルに挑戦。南が奏でるハーモニカのどこか懐かしく、切ない音色が聴く人の心を魅了しそうだ。

 演奏しているのは、ドイツ発祥の「クロマチックハーモニカ」。スライドレバーの操作で半音階が出せて、4オクターブと広い音域をカバーできるのが特長。神戸女学院大音楽学部在学中に、このハーモニカに出合い、「オーボエやサックスにも似た響きがあっていろんな楽器のように聴こえる」とプロの道を目指した。

 大きな瞳が愛くるしい清そなルックスで、その実力も本物。09年にドイツ世界大会のオープンカテゴリーで準優勝、その後もアジアや日本の数々の大会で優勝を果たしている。「聴いてくださった一人一人の皆さんの心に届くような演奏をしていきたい。将来は世界で活躍できるようになりたい」と夢を語っている。

 ◆南 里沙(みなみ・りさ)1987年(昭62)4月9日、兵庫県宝塚市生まれ。3歳からピアノ、12歳からオーボエを始め、神戸女学院大音楽学部音楽学科オーボエ専攻を卒業。デビューに先駆け、昨年12月にはNHK「お元気ですか日本列島」に生出演して演奏を披露。

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2013年5月18日のニュース