ロバート・ダウニー・Jr. ハリウッド初の1億ドルのギャラを手に!?

[ 2013年5月14日 11:41 ]

ハリウッド史上初、1億ドルのギャラも可能!?米俳優ロバート・ダウニー・Jr

 米俳優ロバート・ダウニー・Jr.(48)がハリウッド初、1億ドル(約101億円)のギャラを獲得するスターになりそうだ。「アイアンマン」シリーズ3部作や「アベンジャーズ」でアイアンマンことトニー・スタークを演じてきたロバートだが、マーベル・コミック原作の映画化となる続編2本でアイアンマン役を続投する契約が結ばれた場合、ハリウッド史上最高額のギャラを手にするというのだ。

 今回の新しい契約を巡り、ロバートのエージェントが今後数週間に渡ってマーベルの重役陣と交渉の席に着くと言われいる。ロバートの代理人によれば、1億ドルのギャラの契約のほか、更に現在受け取っている7パーセントの興行収入への増額を「検討する可能性がある」という。

 すでに今月、昨年の大ヒット作「アベンジャーズ」で5000万ドル(約51億円)のギャラを手にしたロバートは米誌「GQ」に「クレイジーだと思わないかい?マーベル側もかなり困り果ててたよ。僕も信じられないさ。まあでも、僕はスタジオ側にとっては戦略的コストの一部なのさ」と話していた。

 億万長者のプレイボーイ、実はスーパーヒーローのトニー役に、ロバートの続投を希望していると言われているマーベルのケヴィン・フェイグ社長だが、コストを抑えた他の候補者の検討も視野に入れるつもりだと明かしていた。

 ただ、米リサーチ会社「コーウェン・アンド・カンパニー」の映画アナリスト、ドーグ・クロイツ氏は、ロバートが続投しない場合、ボックスオフィス収入が9%減に相当する10億ドル(約1018億円)の損失となると試算している。

 実際、先週には今後の「アベンジャーズ」シリーズでロバートを筆頭に出演陣がギャラのアップを要求し、スタジオ側がいまだ主要な出演陣を獲得できていないとも報道されていた。

 ある関係者は「この状況下ではロバートが唯一交渉力と度胸を持った俳優なんです。実際彼は、共演者の待遇が良くないような職場環境では続投はしないとメッセージを送っているんです」と語っている。

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2013年5月14日のニュース