日テレ1億5千万申告漏れ 番組制作費を社員同士の飲食に使用

[ 2013年5月3日 09:29 ]

 日本テレビ(東京都港区)が東京国税局の税務調査を受け、2012年3月期までの2年間で約1億5千万円の申告漏れを指摘されていたことが3日、分かった。

 うち約7400万円は、社員同士の飲食費を経費処理したとして所得隠しに当たると認定された。重加算税を含む追徴税額は約8700万円で、既に修正申告したとみられる。

 関係者によると、番組制作費の一部が社員同士の飲食費に使われており、同国税局は課税対象の交際費に当たると指摘したとみられる。

 テレビ各社では過去に、フジテレビが06年3月期までの3年間に約7億1千万円、テレビ朝日が05年3月期までの3年間で約1億5千万円の申告漏れを指摘されている。

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2013年5月3日のニュース