史上最多248人!立候補者出そろう 6・8総選挙の見どころは…

[ 2013年4月9日 06:23 ]

総選挙に立候補した前回1位の大島優子

 「第5回AKB48選抜総選挙」(6月8日、日産スタジアム)の立候補者が出そろった。海外移籍組や卒業生を含め史上最多248人が参加するビッグイベントの見どころはどこなのか、3つの点に注目した。

 (1)センターの行方 世間的にもっとも関心が高いのはやはり1位争い。前年覇者大島優子(24)に同2位渡辺麻友(19)が挑むという構図。女王と次世代エースの激突は、前田敦子(21)卒業以降のAKBのテーマの一つ「世代交代」にも重なる。

 鍵を握るのは昨年の3万6263票差が埋まるかどうか。昨年の順位間で最も開きがあり、大島の人気があらためて浮き彫りになった。この1年の指標となるのが毎週開催されている握手会。「大島と握手しに来るファンの数は頭ひとつ抜けている」(関係者)といい、人気は盤石だ。

 対する渡辺は昨年から1年間「次は1位を目指したい」と言い続けてきた。立候補受け付け初日に届け出を済ませ、気合十分。最新曲「So long!」で初センターの座をつかみ、過去のシングル曲を歌う際にも前田のポジションを担当。次世代エースとして頑張っていることをファンも評価しており、逆転へ向けて風は吹いている。

 (2)選抜メンバーの勢力図 昨年選抜入りした16人は5月に卒業する河西智美(21)を除いて全員が立候補した。昨年4位指原莉乃(20)と14位峯岸みなみ(20)は恋愛騒動の影響から「厳しい結果になる」と下落を覚悟していることを告白。反対に、昨年の篠田の叱咤(しった)激励にいち早く反応した18位山本彩(19)、AKBとの兼任でファンを増やした19位渡辺美優紀(19)、23位で次世代エース候補の島崎遥香(19)らが上昇気流に乗っており、16位以内に食い込む可能性は十分ある。

 (3)OGの順位 今回から4年以上AKB48グループに在籍していた卒業生に門戸が広がった。立候補したのは6人。ただ、握手会、公演を重ねている現役生と比べファンとの“接触率”が低く厳しい戦いになりそうだ。その中で注目は一昨年に9742票を獲得し26位に入った平嶋夏海(20)。これは昨年の32位(9596票)を上回る数字。締め切りギリギリに届け出て、ファンを沸かせたことがプラスに働けば2年ぶりの“再選”もあり得る。また、既婚者の大堀恵(29)にどれだけ票が集まるかも注目される。

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2013年4月9日のニュース