WBC ブラジル戦は25・4% 瞬間最高は35・5% 中国戦も23・2%

[ 2013年3月4日 10:09 ]

<日本・中国>5回1死、糸井の適時二塁打で生還する一塁走者・阿部(左)を迎える松井(中央)と内川

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド、開幕戦となった日本―ブラジル戦がテレビ朝日で生中継され、25・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録したことが4日、分かった。瞬間最高は午後9時58分の35・5%だった。

 3日の第2戦・中国戦も23・2%。瞬間最高は午後8時58分で32・3%で、こちらも30%を超えた。

 第1戦のブラジル戦は、7回まで1点を追う苦しい展開となったが、8回に8回一死二塁の場面で、代打・井端(中日)が右前に同点適時打を放ち、続く代打の主将・阿部(巨人)が痛烈な二ゴロを放って勝ち越しに成功。この回に代打攻勢で一気に3点を奪い、5-3で逆転勝ちした。

 第2戦の中国戦は、2回に中田(日本ハム)の左前適時打で1点を先制すると、5回には内川(ソフトバンク)の右前適時打で2点目。さらに満塁で糸井(オリックス)がフェンス直撃の中越え3点二塁打で5点。投げては先発の前田健(広島)が5回1安打無失点、6奪三振を見せるなど、5人の継投で2失点で抑え、5―2で快勝した。

 前回の1次ラウンドもテレビ朝日が放送し、28・2%(第1戦・中国戦)、37・8%(第2戦・韓国戦)、33・6%(第3戦・韓国戦)と高視聴率を叩き出している。

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2013年3月4日のニュース