サンドウィッチマン 新津波警報をテスト「揺れたら逃げることが大事」

[ 2013年2月27日 17:36 ]

気象庁を訪問し、羽鳥光彦長官(中央)と写真に納まるサンドウィッチマンの2人。後ろは広報用ポスター

 気象庁は27日、東日本大震災を教訓にした新しい津波警報の発表手順をテストし、仙台市出身で広報ポスターに起用されたお笑いコンビ「サンドウィッチマン」が警報の重要性をPRした。運用開始は3月7日。

 テストは、24時間体制で地震を監視し、警報の発表作業を担当する「地震火山現業室」で職員が専用の端末を操作。南海トラフの巨大地震を想定した警報の発表手順を確認した。

 サンドウィッチマンの2人は現業室などを見学。警報の概要や緊急地震速報の仕組み、津波と波浪の違いについても説明を受けた。

 伊達みきお(38)は「津波には立ち向かうことはできない。揺れたら逃げることが大事だとあらためて思った」と話した。

 新しい警報は、マグニチュード(M)8超の巨大地震では第1報は高さの予想を出さず「巨大」「高い」と表現。「東日本大震災クラス」といった表現も織り込み非常事態であることを伝える。

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2013年2月27日のニュース