阿部寛「30歳で開花することもある」 “地元”の後輩にエール

[ 2013年1月5日 15:45 ]

イベント「30歳の成人式 in 横浜」での主演映画「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」の上映会&トークショーで“30”の人文字の前でフォトセッションに収まる阿部寛

 俳優の阿部寛(48)が5日、横浜市中区のシネコンで行われた主演映画「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」(1月26日公開)の上映会&トークショーに登場した。

 30歳こそが今の時代の“本当の成人”としてとらえ、横浜で生まれ育った30歳が集うイベント「30歳の成人式 in 横浜」の一環で行われたもので、成人式参加者の30歳男女200人が招待された。

 横浜出身の阿部は「25歳まで住んでいて、僕にとっての故郷は横浜。東京にも近くて大らか、自然が多かったですね。横浜の人って心にちょっと余裕がある、ギスギスしていなかったですね」と感慨深げにあいさつ。自身の20歳の成人式も横浜で高校の友人と参加したといい、「モデル出身なんですが、成人式の写真を(雑誌に)送って、受かってしまい、今に至ります」と成人式の写真が役者・阿部寛の原点であることを明かした。

 20代を振り返ると「地に足がついていなくて、子供だった。我慢の時で、成功も失敗もして、27、28歳になってからいろいろ模索していった」という阿部。「30歳になって開花することもあると思う。30歳はこれから何でもできるし、実際に僕も30歳になってからいろいろ役が付いた。僕は真の意味での成人式は30歳だと思います…なんて。30歳は人生のど真ん中。悔いのないようにいろんなことに挑戦してほしい」とちゃめっけたっぷりに後輩たちにメッセージを送った。

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2013年1月5日のニュース