山田洋次ミュージアム開館 柴又の寅さん記念館隣に

[ 2012年12月15日 11:20 ]

「山田洋次ミュージアム」のオープニングセレモニーでテープカットする山田洋次監督(中央)、俳優の吉行和子(右端)、橋爪功(右から2人目)ら

 「男はつらいよ」「たそがれ清兵衛」などで知られる山田洋次監督(81)の半世紀に及ぶ映画づくりを振り返る「山田洋次ミュージアム」が15日、東京・柴又の「葛飾柴又寅さん記念館」のある葛飾区観光文化センター内にオープンした。

 ミュージアムは、1961年の第1作「二階の他人」から来年1月公開の新作「東京家族」まで、山田監督の作品群を時代とともに紹介。家族や教育、時代劇などのテーマ別にパネルや台本などを展示している。全作品の予告編を観賞できるコーナーも。

 「男はつらいよ」シリーズを紹介した寅さん記念館も一部リニューアル。映画で使われた団子屋「くるまや」のセットの隣に“タコ社長”の印刷所を新たに再現。活版印刷機のインキのにおいをかぐこともできる。

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