ラビ・シャンカール氏死去、92歳 シタールの世界的奏者

[ 2012年12月12日 16:08 ]

死去したラビ・シャンカール氏(1997年10月撮影)

 インドの伝統的な弦楽器シタールの世界的奏者として知られるインド人音楽家、ラビ・シャンカール氏が米カリフォルニア州サンディエゴの病院で11日(現地時間)、死去した。92歳だった。同氏の公式サイトなどが発表した。

 PTI通信によると、ここ数年、呼吸器系や心臓の病気を患っていた。

 インド北部バラナシ生まれ。少年時代から家族が率いる舞踊楽団の一員として欧米への公演旅行に参加、ジャズやクラシックなど西洋音楽に接した。

 1938年からインド古典音楽の巨匠に師事した後、演奏活動を開始。サタジット・レイ監督の映画「大地のうた」(55年)で音楽を担当、インドの伝統音楽を世界に紹介、評価を高めた。

 60年代以降もロックやポップスの音楽家らと積極的に交流し、影響を与えた。シタールの幻想的な音色に注目したビートルズの故ジョージ・ハリスンさんが師事した。ヒッピー世代に支持され、69年には史上最大のロックコンサート、ウッドストック音楽祭で演奏した。

 グラミー賞を3度受賞。アカデミー賞映画「ガンジー」(82年)でも音楽を担当した。

 米人気歌手ノラ・ジョーンズさんは娘。もう一人の娘のアヌシュカ・シャンカールさんも有名なシタール奏者。

 91年に福岡アジア文化賞、97年には高松宮殿下記念世界文化賞を受賞した。(共同)

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