猶予明け再犯率4分の1に…復帰した姿見せることが貢献

[ 2012年11月25日 06:00 ]

笑顔の酒井法子
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酒井法子復帰会見

 酒井が執行猶予明けで復帰したことについて、薬物事件に詳しい小森栄弁護士は「覚せい剤事犯の再犯率は釈放から1年以内は高いが、執行猶予明けの場合は4分の1程度に低下する」とし、このタイミングでの復帰を評価した。

 再犯防止のために「家族や友人の協力が必要。仕事があることも励みになる」とした上で、「啓発キャンペーンや講演などで経験を役立てることもできるが、それは個人の判断。批判があってもくじけずに、これまでやってきた仕事を頑張ることで社会復帰した姿を世間に見せ、同じような人に希望を与えることが一番の貢献になる」と強調し、芸能界復帰を歓迎した。

 放送作家の山田美保子氏はテレビドラマへの復帰については「共演者がいますし、民放だとスポンサーの関係もあるので、今すぐは起用しづらい部分がある。ただ、5年10年続くかといえばそうではない。彼女にしかできない役があるはず。この経験を前向きに生かしてほしい」と話した。

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2012年11月25日のニュース