遊助“言葉職人”ぶりアピール「一字一句、響きにも気配る」

[ 2012年11月12日 07:34 ]

 「遊助」名義で歌手活動する上地雄輔(33)がこのほど、発売中の最新シングル「VIVA!Nossa Nossa」をPRした。

 ブラジル人歌手ミシェル・テロの大ヒット曲を日本語でカバー。発売後、オリコンの週間シングルチャート(11月12日付)で初登場4位に。南米や欧州の音楽チャートを制覇した曲を歌うことにプレッシャーはなく、「世界でいい曲と証明されているから気が楽」と笑った。

 初回仕様限定盤に収録した「明日は大丈夫」は、昨年の東日本大震災直後に自作したが、「大丈夫って言葉は一歩間違えると無責任になる。被災地に行くたび、歌うのは時期尚早と思えた」と封印していた曲。1年8カ月がたち、「被災者に限らず今、大丈夫だよっていう言葉が欲しい人たちに向けて贈ろう」と解禁した。

 歌詞でもブログでも、単語の選び方や漢字とひらがなの使い分けまで、とことんこだわる。「言葉は人を勇気づける一方で、簡単に傷つける。一字一句、その響きにも気を配って表現したい」と、“言葉職人”ぶりをアピールしていた。

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2012年11月12日のニュース