「ライオンキング」に虎バージョン!?六甲おろし初登場

[ 2012年10月26日 08:00 ]

 28日から大阪四季劇場で開幕する劇団四季のミュージカル「ライオンキング」の公開舞台稽古が25日あり、阪神タイガースの球団歌「六甲おろし」が初登場する“大阪バージョン”がお披露目された。

 同演目の大阪公演は12年ぶり2度目。アフリカのサバンナを舞台にライオンの子シンバの成長を描く。劇団四季代表・浅利慶太氏(79)の演出でシンバの敵役が部下に「明るい歌を歌え」と命令すると、♪六甲おろ~しに~さっそうと~と1番の冒頭部分を歌唱。おなじみのフレーズで客席を沸かせた。

 劇団四季の舞台に「六甲おろし」が登場するのはもちろん初めて。同演目にプロ野球の応援歌などが使われるのは、都内の四季劇場「春」で現在上演中のヤクルトの「東京音頭」、また新名古屋ミュージカル劇場では03~06年に中日の「燃えよドラゴンズ!」が起用されている。

 今月8日、京都劇場が常時公演を10年間で終了し、関西の常設劇場は大阪四季劇場のみとなった。浅利氏は「大阪市内でもう1つ、2つ探している。建てられるなら建てたい」と新劇場構想を語った。

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2012年10月26日のニュース