山田吾一さん通夜に200人 22日放送NHK番組が最後に

[ 2012年10月19日 06:00 ]

通夜が営まれ、祭壇に飾られた山田吾一さんの遺影

 心不全のため13日に79歳で亡くなった俳優の山田吾一(やまだ・ごいち)さんの通夜が18日、横浜市港北区の双葉斎場で営まれた。

 文学座代表の加藤武(83)、滝田裕介(81)、女優の芦川よしみ(53)ら約200人が参列。出世作となったNHKドラマ「事件記者」で共演した滝田は「仲間が1人、2人と欠けていき、つらい」と故人を悼んだ。関係者によると、22日放送のNHK「ファミリーヒストリー」でインタビューを受けているのが、最後の仕事となった。

 遺影は今年8月の北海道への家族旅行で孫が撮影した1枚。棺にはこの写真と、遺影でもかぶっている愛用の帽子、一人娘の亜樹さんの手編みマフラーが納められた。戒名は「放光院禅月悟道居士(ほうこういんぜんげつごどうこじ)」。葬儀・告別式は19日午前10時半から同所で営まれ、加藤が弔辞を読む。

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